まもなく、2004年が終わろうとしていますね。
戦争という大きな人災。
台風や地震や津波という大きな自然災害。
すぐには理解しがたいような新しいタイプの犯罪。
個人の力ではどうしようもない、気持ちが暗くなっちゃう。
と思いがちなできごとが、今年はたくさん起きました。
安全だと思っていた日本ですが、私たちすら、いつ、
通り魔に刺されたり、地震で一切を失ったり、
戦争参加国の一員として攻撃を受けて死んだりしても、
おかしくない時代になりつつあるようです。
でも、こんな時こそ、私に何ができるだろう?と
考えるいい機会なのだと思います。
自分の死を目の前にして、どう生きるか。
自分が何のために生まれてきたのか。
自分の生命や能力をどう使えば、生まれてきた意味を
果たすことになるのか。
満足して死ねるのか。
そんなことを、ちゃんと振り返る時期なのかもしれません。
なんとなく、これからどう生きるか、腹を据えて
かかんないといけない気がするんですよね。
あと10分で2005年。
年越しをまたいで、30分ぐらい、瞑想しようかな。
今年の人災・天災の中でも、特にスマトラ沖地震・津波は、
私にとってなつかしいたくさんの土地を襲いました。
3年間暮らしたインドネシア。スマトラ島にも遊びに行きました。
昔バンコクを案内してくれた方の実家があるプーケット。
大切な友人がNGO「非暴力平和隊」の一員として働いている
スリランカでは、沿岸全域で被害が起きています。
他にも、マスコミが取り上げないさまざまな地域で、
私たちと同じように生きている一人ひとりの人生が
激しく分断されています。
(たとえばこんなサイトをご覧ください: )
友人知人の輪をたどれば、すぐに直接被害に会われた方に
行き着きます。
まだ知らないだけで、私の友人知人が被害者かもしれません。
「もしあの人が…」と私が思う時の痛みの何十万倍もの痛みが、
インド洋沿岸全体に起こっているのでしょう。
生き残った方たちの心や体の傷がいえるのにも、
ふつうの暮らしが戻るのにも、何年も何年もかかるでしょう。
そしてそれは、もしかしたら、来年や再来年の、
私たちの姿かもしれません。
もちろん、そうならないに越したことはないんですけどね。
とりあえず、今私にできることは、募金です。
できれば、どんなルートでお金が流れるかわからない
大きな機関ではなく、現地で確実に活動し、
信頼されているNGOに。
スリランカにいる上述の友人から、以下のような情報が
まわってきました。
下記支援先のNGO「サルボダヤ」は、彼女の知る限り
どの地域でもとても信頼の厚い機関だとのことです。
よろしかったらお役立てください。
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ワンワールド・ワンピープル協会(OWOP)は、
スリランカ津波被害救済の義捐金を募集しています。
皆様のご支援をお願い致します。
現地NGO、サルボダヤと連携し、飲料水とミルクを確保、
被災者に搬送を始めました。時間経過とともに被害は深刻さを
増しており、緊急支援が必要です。
このメールを受信された方は、友人、知人、所属メーリングリスト、
ホームページに、この支援要請を流してください。
【送金先】
1.郵便口座番号:0100-0-401070
加入者名: ワンワールド・ワンピープル協会
2.諏訪信用金庫 六斗橋支店 (普)1040714
ワンワールド・ワンピープル協会信州支部
【更なる情報】
現地情報やOWOPについては、下記のホームページ「コミニュケーション」
の「NEWSニュースにゅーす」または「しゃべり場」を開けてご覧ください。
http://www.owop.gr.jp/
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