コメント:2 Date:2005-01-03
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
でも、のっけから間抜けです。
大晦日、新年まであと5分ってとこで「かなねこめがね」を
更新したのに、通知を出すのを忘れてました。ああ。
さっきちょこっと訂正した時に気がついて通知を出しましたが、
すでに新年も二日に「大晦日」なんてタイトルの更新通知が
行ってしまった皆様、ごめんなさい。
うわあん、やっぱりトリ頭~。
というわけで、新年のご挨拶はちゃんと通知するぞ!
と思って書き始めた2005年初投稿。
これが年占なら、間抜けすぎる一年になるのでしょうね...
初ネタは、「シルクロード」!
25年ぶりに再放送を見ました!
(その直前に放送していた「新シルクロード」のほうは、
つい「踊る大走査線」を見てしまってラスト10分しか
見れませんでした。あああ、これも間抜けだ~。
でも再放送を見るぞ!)
正確に言うと、再放送は何回か見たと思うんですが、
最初の放送にかじりついて見ていたのが25年前、
なんですよね。
香苗は16か17です。
ああ、前世かと思うぐらい遠いな~(笑)
さらに昔の小学生のころは、「未来への遺産」という、
やはりNHKの世界各国の遺跡をめぐるドキュメンタリーに
かじりついてました。
なんであんなにかじりついてたんだろう?
と今振り返ると、
きっと、魂の栄養だったんだろうと思います。
若いころの私は、自分が大っ嫌いでした。
その反映として、自分の周囲の世界も大っ嫌いでした。
まあ、周囲の世界に嫌われたから自分も世界も
嫌いになった、という流れもあると思いますが
(クセのあるこどもだったので(笑)
とにかく、「大っ嫌い」が外面と内面で合わせ鏡のように
反映し続けるような状態だったとご想像ください。
ある程度は10代の宿命とはいえ、これはけっこう、
つらいです。
(死にたいなんてしょっちゅうでしたし。
実際に準備するほどではありませんでしたが)
そんなとき、全然別の世界へ連れて行ってくれる窓。
それが、「シルクロード」だったんですね。
25年前は、まだ中国に個人旅行なんて夢物語でした。
ベルリンの壁にも自民党長期政権にも揺るぎが見えず、
いつかその体制が変わるなんて考えられなかった時代。
学校に行かなきゃいけない自分の生活も変えられず、
変わることも実は怖かったりしたころ。
一生かかっても行けないかも知れない、でも確かに
この同じ地球上に存在する、どこか。
私が存在できる時間や空間などケシ粒ほどにもならない、
巨大なスケールの時間の流れ。
それをたしかに証する、何千年を経た文物。
大地の壮大さ。
自分の周囲で当たり前とされていることとまったく違う、
ひとの暮らし、もののあり方。
当時の私が、ちっちゃい箱の中でさらに壁に向かって
座っているようなものだったとしたら、シルクロードは
その壁に穴を開けて、「こんな世界もあるよ」と
見せてくれました。
宇宙の時間の流れで、とおーくのほうから、
自分を、自分の周囲を、地球を眺める、ということを、
教えてくれたのだと思います。
それはたぶん死者の、あるいはこれから生まれる人の、
もしかしたら神さまと呼ばれる存在の目に近いでしょう。
今私がスピリチュアリティと呼んで、大事にしたいと
思っているものと、それは同じ視点なのだと思います。
もしかして、今の私があるのはNHKのおかげ?
今も変わらずかじりついちゃうところをみると、
私の本質も、向き合っている壁も、
たいして変わってないようですが(笑)
去年放送していた「データマップ」というシリーズも、
(年末に再放送をまとめて見ました)
世界中の「私たちの今」を鮮やかに伝える、
目からウロコのスグレモノでした。
いろいろ組織の問題もあるようですが、でもNHK、
いい仕事もたくさんしてくれてます。
ありがとう!
そして私。
いずれ来る死因が老衰であれ、急性の病気であれ、
事故であれ、犯罪や戦争であれ、地震や津波であれ、
それまでは、元気よく生きようっと!
こんにちは。
咲くと申します。感想です。
生きているものも、生き終えたものも、生まれる前のものも・・・すべての存在への賛歌ですね。
香苗さんの救い?となったスピリチュアリティの視点ですが、少し前の私は、(人の温かみなどの存在感が小さく)極限の静寂と極大のエネルギーでが感じられ、圧倒されていました。
でも、今年はその大きさを感じて生きたいですね。
> その壁に穴を開けて、「こんな世界もあるよ」と
> 見せてくれ
そして、香苗さんは、見せてくれる人になったんですね。。。と思いました^^。
失礼しました。
咲くさま
コメントの書き込みありがとうございます。
お返事書くのが遅れてごめんなさい。
人の温かみ、存在の大きさを感じて生きる。
私も、まだまだそんなところには辿りつけていませんが、
そんな願いを持ちながら生きて行きたいですね。
私がお見せできる世界って、どんなものなんでしょう?
私を通して咲くさんがごらんになった世界は、
きっと豊かな、気持ちのよい世界なんでしょうね。
私も見てみたいです:)
香苗