セッション&ワークショップのご案内
お知らせ
●3月ワークショップ~コビトたちをつかまえよう! (2006-01-10
掲載)
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。
久しぶりに、3月18,19日にワークショップをいたします。
プロセスワークのいちばんの基本、シグナルに気づいてワークに
活かしていく力「シグナル・アウェアネス」を、ビデオ分析を
通して実践的に学ぶ二日間です。
タイトルは、「コビトたちをつかまえよう」。
ふとしたコトバ、小さな表情の変化、姿勢やしぐさ、声のトーンなど、
ふつうは見過ごしがちな小さなシグナルをひろって深めていくと、
思いもかけないものが姿を現してくるのがプロセスワークの醍醐味です。
すばやく走り去るコビトたちのようなシグナルをつかまえて、
彼らと友だちになれたら、すてきな宝物がもらえるかもしれません。
日本に生まれて育った人は、かなり高度なシグナル・アウェアネスを
持っていることが多いのですが、逆にそれを自動的に行なっているので、
それを意識化して言語化しワークの中に使っていくには、やっぱり
訓練が必要です。
基本中の基本とはいえ、シグナルの重要性を頭では理解しても
それがほんとうに身について使えるまでには5年かかると
言われています。
(私自身も5年はかかった気がします~(笑)
逆に言えば、これがしっかりと身につくと、プロセスワークを
どんな領域にも応用していくことができます。
プロセスワークの応用範囲が非常に広いのは、このスキルが基本に
あるためだとも思います。
ビデオ分析という方法は、あまりなじみがないかもしれませんが、
認定プロセスワーカーになるための最終試験科目のひとつにある
くらいで、プロセスワークを身につけるにはとても効果的な方法です。
ワークの様子をビデオにとって見直すと、その渦中にある時には
まったく気がつかなかったシグナルがわかりますし、また音声だけ、
映像だけにしぼってシグナルを見つけていく訓練もできます。
というわけで、シグナル・アウェアネスとビデオ分析のトレーニングは、
プロセスワークを実践的に使いたい方には必要不可欠。
そして、何度繰り返しても自分についての驚きや学びが楽しめる、
なかなかお得なトレーニングでもあります。
このワークショップは、日本プロセスワークセンターの資格
プログラムおよびディプロマプログラムの基礎クラスとなります。
スキルアップが目的なので実習が中心になりますが、学生の方は
もちろん、
「プロセスワークの理論は分かったけど実際にはどうやるの?」
「日常生活に具体的に活かすにはどうしたらいいの?」という方、
また「どうも人とのコミュニケーションがうまくいかないな」
「はたから見たら私ってどんなひとなんだろう?」
という方にもお勧めです。
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タイトル:コビトたちを捉まえよう
―シグナル・アウェアネスとビデオ分析の実践的スキル―
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開催日:2006年3月18,19日(土日)
10:00~17:00 (昼休み1時間)
会場:都内を予定
決定しましたら、参加お申込みの方にお知らせします。
参加費:20,000円
できるだけ両日のご参加をお勧めしますが、1日のみの
参加も可能です。1日のみの参加は\12000です。
お問合せ・お申込み:
桑原香苗まで直接メールまたはfaxでどうぞ。
(日本プロセスワークセンター事務局ではお受けしませんので
ご注意ください)
eメール:kanaekw@aol.com
fax:03-5790-6284
内容:次のような項目について、実習を中心に学びます。
・ シグナルに気づき、関係性の中で意識化・言語化する
・ シグナルとダブルシグナル、一次プロセスと二次プロセスを見分ける
・ 視覚・聴覚・動作・身体感覚・関係性・世界チャンネルのシグナルの
マッピング
・ フィードバックを見るためのポイント
・ プロセスについての仮説を立てる+捨てる
・ セラピストとクライアントとして短いワークとそのビデオの見直し
・ 自分のシグナルに気づき、インナーワークをする
・ その他、シグナルについて学びたい項目のご希望が参加者からあれば、
できるだけ対応します。
*資格プログラム、ディプロマプログラムの単位/基礎学習として認められます。
*会議電話を使う予定はありません。
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